2019-9-18
食器棚(ダイニングボード)の選び方。使い勝手で決めたい3タイプ
▼ 目次
- 使いやすさを考えて、ぴったりの食器棚を選ぶ
- 身長に合ったものを選ぶ!
- 2種類ある扉の特徴
- 引き出しの取っ手やレールもチェック
- 食器棚4タイプの収納力・デザイン性・作業性を確認
- 収納力と作業性に優れる!使いやすいスタンダードタイプ
- 収納力に自信あり!デザインすっきりキャビネットタイプ
- 大きめの調理家電も置けて、収納力も十分なL型タイプ
- アイデア次第で使い方が広がる、カウンタータイプ
- ハイカウンタータイプ
- 下キャビネットの収納力と家電が使いやすい高さが魅力
- ミドルカウンタータイプ
- 家族みんなの手が届く、使いやすい高さのカウンタートップ
- レギュラーカウンタータイプ
- 目線の高さに収納があるので使いやすく、楽に作業できる高さ
使いやすさを考えて、ぴったりの食器棚を選ぶ
キッチンやダイニングの収納家具として、大きなスペースを必要とする食器棚(ダイニングボード)。インテリアのデザインだけでなく、調理家電やお皿、カトラリーといった食器類の収納力や収納方法など、利便性が重要です。
身長に合ったものを選ぶ!食器棚の各サイズも確認
普段よく使っている器を出し入れする食器棚は、高すぎても低すぎても使いにくいもの。
主に誰が使うのかを考えて、その人の身長を中心に考えたサイズの食器棚を選ぶと失敗が少ないでしょう。
また、食器棚には炊飯器や電子レンジなどの調理家電が設置できるタイプもあります。収納部分の高さや横幅、コンセント口は実用性の高いものを選びましょう。
食器の出し入れがしやすいor省スペースでも作業しやすい。2種類ある扉の特徴
食器棚の扉には、主に開き戸と引き戸の2種類があります。
開き戸タイプは大きな食器の出し入れが簡単にできます。棚内も見通しやすいというメリットがありますが、前面には十分な開閉スペースが必要です。
引き戸タイプの場合、戸を開くためのスペースがいらず、省スペースでも作業がしやすいというメリットがあります。しかし、大きな食器の出し入れはややしづらいです。
引き出しの数や形状は作業性と収納力におおきく関わる
引き出しの数や大きさも確認が必要です。大皿や調理家電を収納したいのであれば、サイズも確認しておきましょう。
引き出しの取っ手には、前面パネルと一体化したラインタイプ(左)、外に張り出しているバータイプ(右)があります。ラインタイプはすっきりとしたデザインが魅力。バータイプには順手・逆手のどちらでも簡単につかめるという作業的なメリットがあります。
引き出しを確認する際、押さえておきたいポイントはレール部分です。大きいものや重いものを収納する引き出しには高機能レールが採用されていると軽い力で楽に出し入れできます。
引き出しの奥までめいっぱい使いたいならフルスライドレールがおすすめ。重いものを収納する場合はイノテック、開閉時の静かさにこだわるならアーキテックが良いでしょう。
食器棚4タイプの収納力・デザイン性・作業性を確認
食器棚は大きく分けると、スタンダードタイプ/キャビネットタイプ/L字型タイプ/カウンタータイプの4種類があります。置く場所のレイアウト、テーブルやほかの家具との調和だけでなく、収納したいものの量や大きさを考えて選ぶことが大切です。
収納力と作業性に優れる!使いやすいスタンダードタイプ
大容量の収納力を誇るスタンダードタイプ。よく使うものは手の届きやすい高さに、あまり使わないものは足元や高いところに振り分けることで機能的に収納できます。
炊飯器や電子レンジなど調理家電用の設置スペースも確保されているので、作業性も良いです。また、器を取り出したり、ご飯や料理を盛り付けたりする作業をその場でスムーズに行えます。
収納力に自信あり!デザインすっきりキャビネットタイプ
キャビネットタイプの食器棚は、収納スペースがメイン。調理家電を置くスペースはないことが多く、作業性よりも収納力重視の方におすすめです。
また、デザインがすっきりしているため、カップボードとしてもよく使われます。お気に入りのカップやお皿を並べてガラス扉越しに楽しむのも素敵です。
大きめの調理家電も置けて、収納力も十分なL型タイプ
L型タイプは、キャビネットタイプとカウンタータイプを組み合わせたようなカタチ。
窓があるキッチンでも高さの低いカウンター部分を設置することで、光を遮らず明るいキッチンに。
天板を作業台にしたり、キャビネット収納で壁面をおしゃれに飾ったり、高さのある調理家電を設置したりと、工夫をすることでさまざまな使い方ができます。収納スペースも充実しており、日常使いの器なら充分に収められます。
アイデア次第で使い方が広がる、カウンタータイプ
天板の上を作業スペースとしてたっぷり確保できるカウンタータイプ。
キャビネットの上部がないので見通しが良く、キッチンに開放感が生まれます。
天板部分をカウンターテーブルとして使用したり、キッチンとダイニングの仕切りとして使ったりと、応用しやすい使い勝手も魅力。ほかにも十分な収納スペースがある場合におすすめです。
レギュラーカウンタータイプ
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ポイント
Point1
- 低めのカウンターで圧迫感を感じにくい
- 小柄の方でも作業しやすく、キッチンに圧迫感を与えにくい
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ポイント
Point2
- 手が届きやすい位置に収納できる
- 上キャビネットの収納が目線の高さにくるので、出し入れラクラク
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ポイント
Point3
- 安心の収納力
- カウンター上部の収納量が多いので、たっぷりしまえる
目線の高さに収納があるので使いやすく、楽に作業できる高さ
レギュラーカウンタータイプは、床からカウンタートップまで80cmくらいの高さです。
最大のメリットは、カウンター上部の収納量が多いこと。目線の高さ、手の届く高さに日常的によく使う食器をしまっておけば、電子レンジ調理をしている間に器を選び、すばやく用意できます。また、キャビネット上部の奥行きが浅いこともあり、食器棚全体の高さにかかわらず圧迫感を感じにくいことも魅力です。