2019-2-18
本棚の選び方。部屋に合わせた選び方やタイプ別の特徴をご紹介
▼ 目次
- 本棚の選び方は、本棚のサイズとデザイン、本のサイズがポイント
- 本棚の大きさ
- 収納する本のサイズ
- 本棚の素材やデザイン、色
- 完成品か組み立て式か
- 本棚を置く部屋によって選び方が違う
- 子ども部屋の場合
- 和室の場合
- ワンルームの場合
- オープンラックタイプ
- スタンダードな形状で種類が豊富な点が魅力
- スライドタイプ
- コンパクトながら収納力のある、使い勝手の良い本棚
- 扉付きタイプ
- 大事な本をしっかり守りたい方におすすめ
- ディスプレイラックタイプ
- インテリアとして本棚を使い、お部屋をおしゃれに見せたい方におすすめ
本棚の選び方は、本棚のサイズとデザイン、本のサイズがポイント
スマホやタブレットで読書ができる時代になりましたが、教材や文献資料など紙の本でなければ得られない情報もたくさんあります。長く使う辞書や図鑑、大切な資料やお気に入りの書籍だからこそ、汚したり傷めたりしないよう、きちんと収納できる本棚はとても重要です。
今回は最適な本棚を選ぶため、部屋の広さや雰囲気、収納する本の大きさや量、機能性など確認しておきたいポイントをご紹介します。
本棚の大きさ
ベッドのように大まかに規格が決まっている家具と異なり、本棚は製品によって高さや幅、奥行きが大きく異なります。部屋に対して大きすぎる本棚は圧迫感を受けやすく、小さすぎる本棚では本を収納しきれない可能性があるため注意が必要です。
また、本棚の大きさによっては室内にデッドスペースを作ってしまう要因となります。まずは所蔵する本の量と本棚の設置場所を十分に確認・検討し、適切な大きさの本棚を選びましょう。
収納する本のサイズ
文庫本や漫画の単行本、雑誌、教科書、写真集など、本のサイズはさまざま。特にサイズが大きい図鑑や横長の絵本などを収納する場合は、奥行きと高さのサイズを確認しておきましょう。
一方、文庫本や漫画をたくさん収納する予定なら、棚と棚のスペースが広すぎる本棚は本の上部にデッドスペースができてしまいます。サイズの異なる本をまとめて収納したい場合は、棚の高さを調整できるタイプの製品がおすすめです。
本棚の素材やデザイン、色
お部屋のインテリアにこだわりがあるなら、本棚の素材やデザインにも注目しましょう。
例えば、マガジンラック風に表紙を見せて並べられるタイプの本棚なら、おしゃれな雑誌を置くだけでインテリアとして活用できます。
また、お客様も目にするリビングに置く場合は扉付きタイプですっきりと収納できるもの、子ども部屋の本棚には優しくナチュラルな色合いのものを選ぶなど、お部屋に合わせて本棚を選ぶのも手です。壁や床、他の家具の色と合わせれば圧迫感を減らし、お部屋に統一感を出すこともできます。
完成品か組み立て式か
本棚を購入したら、所定の位置まで本棚を搬入しなければいけません。
完成品は組み立ての必要こそありませんが、本棚の大きさによってはお部屋まで搬入できない場合があるため、必ずサイズを確認しておきましょう。
⇒大型家具の搬入について
https://netshop.shimachu.co.jp/shop/pages/guide_ogata-hanyu.aspx
反対に、組み立て式の本棚なら搬入経路を心配する必要がなく、完成品と比べリーズナブルなことも多いですが、設置に少々手間がかかります。本棚によっては組み立てが難しい場合もあるので、組み立て方に関しても確認が必要です。
本棚を置く部屋によって選び方が違う
本棚をはじめとした家具を選ぶときは、部屋のどこに置くのかを考えることが重要です。収納力やデザインばかりに目を向けていると、設置してから後悔する可能性もあります。
お部屋に合わせて本棚を選ぶ場合、どのような点に気をつけるべきなのか、子ども部屋・和室・ワンルームを例にチェックしてみましょう。
子ども部屋の場合
幼少期は絵本や教科書、図鑑や辞書など、意外と多くの書物に囲まれて過ごすものです。
そのため、子ども部屋に設置する本棚は一目で本のタイトルが分かるなど、本に興味がわきやすくなるものを選ぶと良いでしょう。
また、絵本や図鑑などはサイズが大きいことが多いため、収納力が十分にある本棚がおすすめです。棚の高さを変えられて長く使うことができるか、安定感があり安全に配慮されているかなども確認する必要があります。
和室の場合
書斎などに置かれるイメージのある本棚ですが、木目調の本棚なら和室に置くのもおすすめです。お部屋の色合いやインテリアデザインに合わせて本棚を選べば、ナチュラルで統一感のある落ち着いた空間に仕上がります。
本棚の安定感や畳の凹みが心配な場合、マットを敷く、ストッパーを設置するなど工夫をすると良いでしょう。
ワンルームの場合
本に限らず、収納に少し工夫が必要なお部屋がワンルームです。
ワンルームにぴったりな本棚を選ぶには、部屋の広さと天井の高さをしっかりと把握することが大切。背の高い本棚は収納力が優れますがお部屋に圧迫感を与えたり、採光を妨げたりする場合があるので注意しましょう。
また、他の家具や壁紙などと本棚の色を合わせることで、お部屋全体が統一感のあるおしゃれな印象に仕上がります。
オープンラックタイプ
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ポイント
Point1
- 本を探しやすく手に取りやすい
-
ポイント
Point2
- 本の出し入れがすばやく簡単に行える
-
ポイント
Point3
- 雑貨など本以外のものを飾れる
スタンダードな形状で種類が豊富な点が魅力
オープンラックタイプは、扉のないスタンダードな形でよく見かけるタイプの本棚になります。サイズや色、素材、形状などが異なるたくさんの製品が作られており選択肢が多いため、好みの本棚を見つけやすいです。
素材やデザインによっては、本棚として使わなくなったあともキッチンやリビング、子ども部屋などで収納棚として使える点も魅力です。例えば、背板がないタイプなら前後から収納できるほか、部屋の間仕切りに使う、小物を飾るなど、暮らしに合わせて使い方をアレンジできます。
ただし、本棚は基本的に本を収納するためのものなので、本以外のものを収納する場合、耐久性や安全性に注意が必要です。
また、オープンラックタイプの本棚は、地震の際などに本が落下してしまう可能性もあるので、落下防止対策もしっかり行いましょう。
「オープンラックタイプ」のおすすめ商品はこちら
スライドタイプ
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ポイント
Point1
- 前後2列に本を並べて、棚の奥まで収納可能
-
ポイント
Point2
- 使い勝手の良い前面スライドラック
-
ポイント
Point3
- 本棚にデッドスペースを作らない設計
コンパクトながら収納力のある、使い勝手の良い本棚
棚の奥行きを利用して、前面と後面の2列に本が収納できるよう設計されているのがスライドタイプです。コンパクトでありながら多くの本を収納できるのが魅力で、前面はスライドするため、後面に収納した本も簡単に取り出すことができます。
前面はよく使う本、後面は使用頻度が低い本の収納や、大切な本を目立たせず保管する目隠し収納など、都合に合わせて使い分けできるのも便利です。
スライドタイプの本棚は、文庫本やコミック単行本など、小さめの本をたくさん収納したい人に向いています。奥側の棚は紫外線が当たりにくく、本の紙質が劣化しにくいというメリットもあるので、貴重な文庫本やコミックをコレクションするなら奥側の棚を有効に使いましょう。
ただし本棚の仕組み上、奥行きが多少狭い場合が多く、雑誌など大判の書籍を収納できないことも考えられるため、購入時は奥行きの確認が必要です。
「スライドタイプ」のおすすめ商品はこちら
スライド書棚 おすすめポイント
1) 扉裏のデッドスペースに棚を設けて、収納量が大幅にアップしました
2) 棚板の⾼さは1p刻みで調節可能。お気に入りの本が無駄なく収納できます。
3) 扉にはディスプレイ棚が付いているので、雑誌などが飾れます。
扉付きタイプ
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ポイント
Point1
- 貴重な本を傷めず大切に保管できる
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ポイント
Point2
- 扉を閉めれば、部屋をすっきりとした印象に
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ポイント
Point3
- 本以外も、まとめて収納できる
大事な本をしっかり守りたい方におすすめ
扉付きの本棚は日焼けやほこりによる劣化を抑えられるため、カラー写真を使った本や黄ばみを避けたい本など、特に大切な書籍の長期保存に向いたタイプです。扉に開閉ストッパーがかけられる製品なら、地震の際も本の落下を防げます。
板扉や曇りガラスタイプの扉の場合、中が見えないので場所を選ばずすっきりと置けるので便利です。収納棚としても利用できるので、所蔵する本が少ない人やワンルームなど収納スペースが限られている人にも向いています。一方、ガラス戸が使われていて中が見えるタイプでは、本の保存能力こそ落ちますがデザイン性が高く、雑貨などを飾っておしゃれな本棚を演出できます。
ただし、扉付きタイプは湿気がたまりやすいので、食品や湿気のある食器などと一緒にしまう場合は、本が劣化しないよう換気に気を付けましょう。
「扉付きタイプ」のおすすめ商品はこちら
ディスプレイラックタイプ
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ポイント
Point1
- 「見せる収納」タイプの本棚
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ポイント
Point2
- お気に入りの本をいつも見える場所に置ける
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ポイント
Point3
- おしゃれな見た目ながら収納力も高い
インテリアとして本棚を使い、お部屋をおしゃれに見せたい方におすすめ
マガジンラックのように扉の部分に本を立て、表紙を見せて収納できるのがディスプレイラックタイプの魅力です。雑誌やカタログ、図録など、大判書籍の保管に向いているほか、普段は使わない雑貨や雑誌を扉の裏側の収納スペースにしまうこともできるなど、便利で使いやすい本棚です。
おしゃれな表紙の雑誌を扉に立てて見せることでインテリアのように本棚を活用したり、本棚をつかっておしゃれな空間を演出したりもできます。
ただし、ディスプレイラックタイプの本棚は大きめの雑誌を基準に設計されている製品が多い点には注意が必要です。文庫本や小さめの雑誌を収納したい場合、ディスプレイ部分や収納部分ともにデッドスペースが大きくなってしまう可能性もあります。
また、ディスプレイ部分に落下防止用のストッパーがついているものもあるため、大きく重い本を数多く収納したいときは、安全対策がどのように施されているか確認して購入しましょう。