飾らない美しさが魅力。「シンプルスタイル」のつくり方|インテリアの島忠・ホームズ家具販売通販サイト シマホネット

2020-1-30

飾らない美しさが魅力。「シンプルスタイル」のつくり方

飾らない美しさが魅力。「シンプルスタイル」のつくり方

生活しているうちについついモノが増えてしまい、家の中がごちゃごちゃして住み心地の悪い部屋になっていませんか? 家をすっきりさせたいなら、やさしく洗練された印象になるシンプルスタイルがおすすめ。万人受けする好感度大のスタイルなので、シンプルスタイルにする方法を写真とともにご紹介します。おすすめの家具やライト、小物についても解説しますので、ぜひ参考になさってください。

シンプルスタイルとはどのようなスタイル?

シンプルスタイルは、ナチュラルで洗練されたスタイル。ゆるやかなラインが基調で、空間をほんのりやさしい印象に染め上げるのが特徴で、大人っぽいナチュラルな品のよさを醸し出します。シンプルスタイルはどんな家にもなじみやすいので、インテリアをどうしたらいいか悩んでいる方はぜひ試していただきたいスタイルです。

シンプルスタイルにするときは、3つのポイントに注意しましょう。

異素材を混ぜる

シンプルスタイルは全体的に落ち着いているので、異素材を混ぜて部屋のアクセントにするのも効果的。木材の家具を基調にしながら、レザー素材のクッションを置いたり、アイアンの小物を置いたりするとおしゃれな雰囲気を演出できます。ただ、空間に調和するように異素材は目立たせすぎないのがコツ。まとまりが出るように素材の種類は3つくらいにしましょう。

ゆるやかな曲線的フォルムでまとめる

シャープで直線的フォルムより、ゆるやかな曲線的フォルムを取り入れます。どこに手が触れても痛くないやさしいラインを中心にデザインすると、住み心地もぐんとよくなるのです。角が丸い家具、背もたれが弧を描いている椅子、丸形テーブルなどを置いて統一感を出して、シンプルで上品な空間に仕上げましょう。

こだわりのデザインをアクセントに

シンプルスタイルをおしゃれにするコツは、単調にならないようにデザイン性を意識すること。ワイヤーのペンダントライトやアクセントクッションなど、家のあちこちにデザイン性のあるアイテムをいくつか取り入れると、メリハリが出て自分らしい個性が宿ります。できるだけシンプルにそぎ落としながら、ところどころで存在感のあるデザイン性が高いアイテムを活用することで、ひとつひとつのアイテムがディスプレイの役割を果たして部屋のセンスを上げてくれます。

白ベースのモノトーンで開放的な空間に

白ベースのモノトーンで開放的な空間に

空間がより広く見えるように、白をメインカラーにするのがおすすめ。部屋の主役になるソファは、壁や床などに溶け込むようなアイボリーカラーにして開放感を出します。ただ、同系色にすると部屋のメリハリがなくなって間延びしたような印象になる場合もあるので、素材感を感じられるレザー素材のソファを配置するなどアクセントをつけます。

アクセントカラーで引き締めるなら、黒などのダークカラーを取り入れましょう。壁やソファの明るい色と対照的なダークカラーをアクセントにするとメリハリが出ます。また、アクセントカラー含め、使う色は3色くらいにして統一感を維持します。ダークカラーが好みでない方や少し重く感じてしまう方は、グレーなど薄いモノトーンを差し色にするのがおすすめです。

異素材のペンダントライトで個性を楽しむ

シンプルスタイルの部屋のライトは、ほかに埋もれない個性を出したいアイテム。異素材を使ったデザイン性が高いペンダントライトにして、自分のこだわりを大胆に表現するといいアクセントになります。ソファやダイニングチェアのデザインに負けないよう、同じくらい個性的なデザインを選んで空間の演出を楽しみましょう。

ワイヤー系のデザインは異素材ミックスにもなり、部屋に特徴を与えてくれます。また、意外とどんな部屋にもなじむのがメリット。ワイヤーが幾重にも重なるデザインは独創的な雰囲気ながら、ワンランク上の個性を感じさせます。

照明の色はお好みで自由に選んでよいのですが、食卓の上に設置するライトなら食事がおいしく感じられるオレンジ系の電球色がおすすめです。

こだわりのソファが主役のリビング

リビングの主役になるソファはデザインを重視して、ゆったり座れるボリューム感のあるものにします。自分らしさが表現できるパワーアイテムなので、ソファのフォルムだったり、クッション部分のボタン締めだったり、細部にこだわって選びましょう。ちょっとしたこだわりが洗練された雰囲気を作ります。オーソドックスなデザインより遊び心があるデザインを選んでみましょう。デザインに遊び心を入れるので、色は主張しすぎない色にするのがポイントです。

ソファの近くに置くリビングテーブルは、小さめのすっきりしたデザインがぴったり。一般的なリビングテーブルを置くより、横に少し変わったデザインのサイドテーブルだけ置くことで大人びた雰囲気になり、ソファの存在感が際立ち空間が生かされて、開放的な空間を演出できます。

キャビネットやローボードなどの家具は、丸いフォルムの細めの脚で統一。テーブルやチェアと合わせて洗練された雰囲気が醸し出され、木材の味わいが感じられるすてきな空間になります。

見せない工夫で洗練されたダイニング

ダイニングテーブルにも細めの丸い脚を採用し、重々しくならないやさしいラインを強調しました。すっきりとしたデザインで、天板が浮いているように見えるのがポイント。軽やかな空間を演出します。こうしたデザイン性が高いダイニングテーブルは「普通のダイニングじゃ物足りない!」という方にもぴったりです。

ダイニングチェアとして活用するベンチは棚がついたタイプにして、隠せる収納スペースを設けましょう。テーブルの上に置きがちなティッシュケースやリモコンなどを置けるので生活感が出ず、こだわりのデザインを邪魔しません。

食器棚は「魅せる」と「隠す」を両立してインテリアとしても活用しながら、部分的にスチール素材を入れてこだわりを感じさせるルックスに。ダイニングはごちゃごちゃした生活感が出やすいので、洗練されたシンプルさを維持してデザイン性を際立たせるために「見せない工夫」をするのがポイントです。

最小限の小物で最大限の個性を表現

クッションは全部同じ素材にするよりも、異素材をいくつか組み合わせるとこだわりが光ります。オーソドックスなファブリックのクッションだけでなく、異素材のクッションをセットで組み合わせましょう。バランスが崩れないように、布やレザー調など2素材くらいにおさえるのがコツです。

カーテンは壁紙やフローリングになじむものがベター。空間をより広く見せてくれ、部分的に取り入れたデザイン性が高い家具やアイテムの存在感をほどよく強調します。白壁にはベージュやグレーの落ち着いたカーテンがよくなじみ、汚れなどが目立たず実用性も高いのでおすすめです。

シンプルスタイルは全体的にすっきり見せるのがポイントなので、観葉植物やバスケットなどの小物は最小限に。デザイン性の高いこだわりの小物だけにして、ワイヤーなど異素材の小物をアクセントにします。異素材を使うときは空間と調和をとるのがポイントで、ダイニングにある調理家電の黒や食器棚の黒ワイヤーに合わせて、黒の小物をダイニングテーブルに置くと統一感が出ます。

もっと透明感のある部屋にしたいなら、観葉植物の近くにディフューザーを置いて上質な空間を香りとともに演出しましょう。

シンプルスタイルで大人の遊び心を体現する

部屋をすっきりさせてくれるシンプルスタイルにすれば、家具選びや素材選びに気を付けるだけで落ち着いた居心地のよい住まいに生まれ変われます。
シンプルスタイルの家に住んで、理想の暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。あちこちのこだわりのデザインをあしらって、大人の遊び心を表現しましょう。

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